途上国の人と結婚していると聞くと、母国にお金の仕送りしないといけないから大変そうだなって思う方は多いと思います。
実際わたしも、スリランカ人と国際結婚していると伝えた途端、「仕送りしないといけないから大変じゃない?」と、心配されたことがあります。
こちらから大変なんて一言も言ってないのにっ!(笑)
あ〜やっぱり
途上国の人と結婚=母国へ仕送り
って、なるんだなぁと思いました。
❝実際、途上国の人が日本で働いて母国へ送金している人は、とっても多いです❜❜
ただ、うちのように仕送りをしていない場合もあります。
仕送り金額
うちは、夫の母国であるスリランカに仕送りはしていません。
残念ながらわたしたちには、月に何万円ものお金を送れるほどの余裕がないからです。
全くないとは言いませんが、ただ、送るとなると自分たちの将来のために貯められるはずのお金が減ってしまうという事になってしまいます。
現実的に考えてそれって嫌じゃないですか。
「仕送り?喜んでー♪」
とは、正直なりません。
愛する人の家族のために生きる事が生き甲斐です!なんて人じゃない限り、仕送りなんてぶっちゃけしたくないって思ってるはず。
わたしは、夫とは入籍前に「仕送りについて」きちんと話し合いをしました。
結果、お互いに納得出来たので、結婚することが出来ました。
夫の場合は、元々、母国に毎月仕送りをしていなければいけない状況ではなかった事と、
これからもその予定はないと言う事で、話し合いはあっさりと終わりました。
お金の話ってあまりしたくないものですけどねぇ…
そりゃ、わたしも嫌です。
でも、その時は嫌でも後から揉めないためにも、きちんと話し合いはするべきだと思っています。
スリランカでの生活費
夫の両親は、年金で暮らしています。
お義父さんの年金のみです。
なので贅沢にとはいきませんが、持ち家もありますし、食べていけるだけのお金はあるようです。
井戸の水があるので水道代はいりません。
電気代は必要です。ガスコンロが設置してあってガスも使えるようにはなっていますが、料理する時は木などを燃やして火をおこし、そこに鍋などを置いて調理しているので、ガス料金はほとんどかかっていないようです。
シャワーはお湯は出ませんでしたが、スリランカは暑いので、特に問題もなさそうでした。
わたしは寒かった^^;
家の土地は広く、敷地内にはキングココナッツやバナナなど他のフルーツも実っているので、
自由に食べる事が出来ます。
収穫時期じゃないものは食べられませんが。
夫の兄夫婦の話しによると、
夫婦2人の生活費は、特別な贅沢をしなければ日本円で約3万円
くらいだと教えてくれました。
此処は田舎なので、このくらいでやっていけるようです。
お金の話し合い
ハッキリ言います!お金の話し合いは、結婚する前に絶対にきちんとしておきましょう!トラブル多し!
仕送りしなければいけない状況の相手の方とは特に話し合いする必要があるでしょう。
相手の国や家族の事をよく知っていますか?
自分で調べる事も大切ですよ。
結婚というのは、好きな気持ちだけではやっていけません。
トラブル回避のためにも、現実をよく見て考える必要があります。
全て知った上で、結婚する覚悟があるならすれば良いと思います。
✓仕送りをしなければいけない状況なのか?
✓相手の国や家族の事をよく知ること
✓相手の国の生活費がどのくらいかかるのか把握する
✓現実をよく見て答えをだす
✓お金の事はきちと話し合う
国よって、家族への考え方も異なります。
日本では、子に頼るまい、迷惑かけまいとする親が多いと思いますが、これは途上国の人の考えとは異なることもあります。
例えば…
「子は親のためにやって当たり前!」
と、思っているし
「お金を送ってくれ!」
と、平気で言うし、
酷い場合、送ってくれなければ縁を切る!と言う親もいるようです。
子は子で、自分の親なんだから送って当たり前!
って思ってる人も多いです。
それで家族の絆が強いと言われても、説得力に欠けますが。
お札で繋がってるだけじゃないかっ!なんて、口が裂けても言えませんが、いろんな話しを聞いてるとそう思ったりしたこともありました。
そもそも、日本は、途上国より給料が良いけど
物価もそれなりに高いということを理解してない外国人がなぜこんなに多くいるのか不思議です。
子供たちがどれだけ日本の社会で必死に働いているのか見てください!と言いたくなるような親もいたりします。
スリランカの親戚に、日本で働く夫の稼ぎが悪い!ダメだ!と文句ばっかり言って、自分は何もしていない女性がいました。
最終的には、稼げない夫ではなく、稼げない日本が悪い!ってなっていました(笑)
そんな人は、海外で働いてる人の苦労なども知るはずもなく、
こちらの生活費ががどれだけかかっているのも知らないんでしょう。
こういう方たちは、お金さえ入ってこれば良いのですから、そんな事を知ろうなんて思わないのでしょうけど。
途上国のパートナーと結婚した事で、毎月10万ほどの金額を国に送らなければいけなくなり、それで自分たちの生活が苦しくなって悩んでいる日本人は少なくないようです。
お金を送っている方は生活が苦しくて大変な思いをしているのに、母国で暮らす両親は車を買い、立派な家を建てて暮らしいるなんて事はよくある話しです。
それって、なんかずるくないない!?
なんかおかしくない!?
って、思うので
わたしは、しません。したくありません。
自分を犠牲にしてまで、それってしなくちゃいけないことなのでしょうか?先進国に住む日本人だからして当たり前でしょうか?
無理して我慢して言えずにいる人は、これ以上自分の想いをためこまず、これからでも話し合いをしてみましょう♪
自分の思いをもっと大切に。
仕送りするなら条件つきで
毎月仕送りしていても、出費がかさんでしまい今月は、仕送りするのが難しいな〜って時もあるでしょう。
その場合、
自分たちの生活が苦しくなってまで仕送りはしないという条件をつける
と、良いと思います。
また、
無理しない金額にする事。
お金の管理は、こちらがする事。
など、きちんと決め事を作っておけば、いくらか安心感が得られますよね。
そうすることで、結婚してからの揉め事を減らす事に繋がります。
愛し合って結婚したんですから、どちらが一方が我慢し続けるなんて、あってはいけない事だとわたしは思うんですよね。
日本人同士でも、勿論話し合いは必要ですが
国際結婚なら尚更話し合いは必要です。
納得いかないことは、どんどん話し合って解決していけると良いですね!
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